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消費税軽減税率制度研修会
平成30年5月16日(水)午後4時から、北千住駅西口「銀座アスター千住賓館」において、第30回 定時総会の第一部として、消費税の軽減税率制度研修会が開催されました。足立税務署法人課税第一部門統括国税調査官 西坂 彰弘 様が講師となり、概要の説明、帳簿及び請求書等の記載方法、複数税率対応レジの導入等に当たっての補助金申請窓口のお話をいただきました。軽減税率対象品目の仕分けは、思った以上に複雑で、具体例が書かれたQ&A方式の資料では半分以上迷うこととなりました。



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講師紹介
齋賀会長
齋賀会長の挨拶、講師紹介から始まりました。



軽減税率制度研修会
講師:足立税務署 法人課税第一部門統括国税調査官 西坂 彰弘 様
ご挨拶、資料の確認、軽減税率制度導入の経緯などが話され、内容の説明に移りました。



軽減税率制度研修会
資料
リンク先で他の資料もご覧になれます。



研修会の様子@
配付資料を使って
対象品目のおさらいでは、基本的な考え方(消費税の対象は販売・賃貸・役務の提供としたうえで、軽減税率の対象となるものは飲食料品(=食品表示法に規定するもの)の販売にかかるもの)との説明がありました。よって、お酒は酒税法に規定されるもの、外食は販売だけでなくサービス(=役務の提供)が含まれる、ケータリングは同じくサービスの提供があるので、軽減税率の対象にならないということでした。資料Q&Aでは更にわかりにくいケースについての個別検討がされています。是非そちらもご覧ください。



研修会の様子A
思っていたよりも大変だということが分かった
帳簿は、これまで消費税は単一税率だったので有or無だったが、今後は有の場合は何%なのか記載する必要があります。請求書は、軽減税率の対象になっているものを分かりやすく印をつけ、税率ごとの合計金額を記入する必要があります。このことから、免税事業者であっても、課税事業者と取引する場合は、区分課税請求書を出す可能性があるので、ほぼ全ての事業者が何らかの形で軽減税率制度に関わることになると言えます。



研修会終了
ご静聴ありがとうございました
中小企業庁が実施している補助金についてのご案内がありました。複数税率対応レジの導入などで補助金が出るというもので、東京商工会議所も窓口になっているとのことです。
ご不明な点は、国税庁のホームページでご覧いただくか、足立税務署に直接お問い合わせいただいても大丈夫です。短い時間でしたが、ご静聴ありがとうございました。




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