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東京国税局間税会連合会 青年部・女性部 合同講演会
平成28年9月28日(水)13:30〜、日暮里サニーホールで開催された、東京国税局間税会連合会 青年部・女性部主催の合同講演会に参加しました。

第1部は、財務省主税局大臣官房企画官 梶野 友樹 様による講演で、「税制の現状と課題」と題され、@経済対策 A税制の構造改革 B最近2年間の成果という3つの内容の話がありました。@経済対策では、消費税率引き上げ時期の変更経緯や軽減税率が運用された際の事務管理など、A税制の構造改革では、配偶者控除に関する内容、B最近2年間の成果では、法人税率引き下げについてが説明され、それぞれに緻密な試算のもとに政策決定がされているな、という印象を受けました。

第2部は、ブリキのおもちゃ博物館 館長 北原 照久 様による「夢の実現」〜北原流ツキの10ヶ条〜の内容で、ご自身の生い立ちを通じて、とにかくプラス思考に物事を実行すれば夢は叶うものだという内容を惜しげもなく話していただきました。その考えが第2次世界大戦中の日本軍の特攻隊兵が遺した辞世の句にも通じるものがあり、鹿児島知覧特攻平和会館を訪れた際に受けた感銘をお話いただき、心に来るものがありました。詳細は、本文に記載します。

余談ですが、講演会後のお楽しみ抽選会で、足立間税会からは9名参加中4名が当たりました。
言葉で探す:
ご挨拶
東京国税局間税会連合会 小島様(片岡会長代理)
開会のご挨拶をいただきました。



ご挨拶
東京国税局 多田様
ご挨拶をいただきました。



講演会(第1部)@
「税制の現状と課題」
@経済対策では、2020年の財政健全化は維持しつつ経済再生を図るため、消費税率引上げが2019年10月に決まったが、経済再生したとする試算の場合でも、2020年時点での税収は5.5兆円不足とされているそうです。日本は、少子高齢化・潜在成長力が低迷しているので、「未来への投資を実現する経済対策」と銘打ち、アベノミクスを総動員して潜在成長力を高める方針で動いているとのこと。消費税の軽減税率が適用される範囲は食品表示法・酒税法などの適用範囲を利用してくくりを決めていったとのこと。軽減税率が運用された場合、8%のものと10%のものの仕分けは、ほとんどの事業者に関わってくるので、事務処理についても手間を減らせるよう検討中とのこと。
A税制の構造改革では、女性が就業調整をせずに働ける環境づくり(配偶者控除についての議論)についての話がありました。
B最近2年間の成果では、国際競争力アップのため、法人税率20%台への引き下げの実現についての話がありました。



講演会(第1部)A
「税制の現状と課題」
細かい資料が多かったですが、スライドを効果的に使用され、分かりやすい説明でした。



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