このレジメに沿って、講演が行われました。社会科の授業です。

税金は、私たちが健康で文化的な生活を送るための「社会の会費」といえます。その歴史は701年「大宝律令」により租庸調が制定されたことに遡り、1873年の地租改正（地価の3％を地租として貨幣で納めた。いわゆる年貢（農作物の取れ高）から土地に対して税金がかけられるようになった）、1949年のシャウプ勧告（所得税を税収の中心に据えた）などを経て、現在の形になっています。

滞納者がいると税収が下がるだけでなく、真面目に納税されている方に不公平感が募り、社会全体に悪影響を及ぼします。なので滞納対策は重要で、現在は集中電話催告システムを使い、効率的に滞納者に連絡を取っています。これにより滞納者の約68％が完納をしています。また、物納されたものについては、インターネット公売を利用し、少しでも高く買ってもらい税収増を図っています。

寝息も聞こえないくらい（笑）、皆さん真剣に講演内容に聞き入っていました。

昨年の井手副署長も取り上げられた「Ｗｅｂ-ＴＡＸ-ＴＶ」のWeb画面です。国税庁職員の仕事がドラマ形式で紹介されていますので、ご興味がある方は、画像をクリックしてください。

午後5時終了です。約1時間30分の講演ありがとうございました。